孤高2

2004年1月30日 個人的観念理論
昔、珍しく異性を求めた時期があったが、体よく相手に拒絶されたことがある。

あの頃は正直……みっともない、無様極まりない。

当時、仕事で自分ではどうにもならない事態に陥り、顔を歪める程の思いをした時期だったが…。
その時に求めたのは、異性への恋慕と慰めの言葉だったのである。
当時の自分は、まさしく一番最初に述べたような、「自分の弱さが露呈した故の紛らわし」と「他人で埋め合わせ」と同じことをしたのだ。

生憎というか、幸いとでも言うのか。
相手側にそれを受け入れるだけの器量がなかったお陰で、大いに気付かされたのである。

このことから。
ただでさえ薄い恋慕の情は全て削り取られ、もはや消炭さえないまま今があるのだが、その分、他人への依頼心を捨て去り、独りでどう行動するか?……と考える方を持ち初め、結果物事がうまく流れているのである。

最近「孤高」という言葉に惹かれるものがある。
人様より抜きん出ている意味でもあり、独り志を貫く意味合いを持つ。

この孤高にどれだけ近づけるか、もしくは胸に刻めるかが今後の生き方だが……

ああ?なに?何一人よがりしてやがるって?

えーやん、自分なりの無様なれども我が道通す考えってのも。
悪くはないんじゃない?

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