この日久々に会った友人とスナックにて、結構な量の酒を飲みつつ夜通し話したりする。

その中でどういう訳か、なぜおいらに彼女が出来ないのかという話になって、(ママさんに聞かれたんだったのかな?)すると友人、

「おまえは自分に自信が持てないから、いつまでたってもダメなんだよ」

と言う。

…………………うーん。
まあ多少その要因も確かにあるが(特に経済面で自信喪失状態だし)、でも自信を持っていれば出来るような言い草されてもなーって感じで…。

そもそもこの友人、それなりーに彼女つくっては別れてはをそれなりに「繰り返して」、最近になってようやく結婚していたりする。

そこんとこの諸々、良いも悪いも経験しているわけだから、その言葉にそれなりーの説得力がるだろうが……それはあくまでその友人の話。

彼とは基本的に性格が正反対な上、同じような趣味を持っているのにも関わらず、見事なまでにその趣向まで正反対なのである。

ものの感じ方が違うものだから、こちらの心理的様相がどうにもご理解いただけない。
結局、彼なりの彼の経験のみでの範疇で答えを出してくれるのである。

「自信、ねぇ?でもさー、そういうのヌキにしても、俺は昔からそんなに強い欲求ってのがないからなあ。」

などと言うと、「何言ってやがる」ってお顔。
…ああ、やっぱしご理解がない。

あーいや………既に原因はわかっているんだけどね。

単純に欲求が生まれないのは、それに対して自分が

「高揚するだけの理想的なビジョン」

が見えてこない…それだけなんだよねー…。

彼にだって、異性に期待と理想をもってこその欲求なんだろうし、過去のつきあいで得られたものがあってこそだろう。

しかしながら、皮肉にも自分が少ない経験から得たものは、高揚感以上に

不安、焦り、憤り

…などと、どーにも陳腐で矮小な自分が前面に出てしまったのである訳で…。
やっと欲求が持ち上がっても、得られてきたものがこんな負の感情では、萎えてしまうのもやぶさかではない。
そうすると、どうにも立つものも立たず…なーんて。(苦笑)

この時点でせっかくの飲み会もすっかり気分下降気味。(爆)
…まあ、ムキになって言う気もさらさらなく…というか、言った処で相手がいるものといないもの格差は歴然、野暮である。
顔にはよー出さにゃーが。

あ、そーいや。
この話の中でママさんが

「あたしなんか昔好きだった男に車で轢かれたこともあったのよー!そうやってひどい目もあったんだけど、それでも今のダンナがいるんだからー!」

なーんて言ってたナー。

………………………………………………………。

あんたのバイオレンス過ぎ。( ̄∀ ̄;

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