アクション一辺倒の冒険活劇というか、敵味方関係なく「空を飛ぶ」アングルが多彩でリアリズムに富んだ、迫力の作品でありますー。

ヒュー・ジャックマンもX-MANのウルヴァリンからこういう寄りの映画が板についてきたようで、随分馴染んだ感がありますねぇ〜。

とかく目を引いたのはヴァン・ヘルシングが操る武器。
ガス式ボーガンの乱射とか、丸鋸手裏剣とかアクションシーンに花添えますです。

…個人的にはもう数種類、武器を操ってくれるとより面白く感じたんだけど。
飛び道具ばかりが目に付いて、近接戦闘向けの武器が銀杭程度だとちょっと弱いなー…などと。(苦笑)

ストーリーは、…まあ敵さんは吸血鬼だし、それを倒すのが目的なんで単純明快なんだけど、なにげにヴァン・ヘルシングの失われた記憶の謎、普通の方法では死なないドラキュラを倒すための方法など、所々仄めかすシーンもあったりして、それなりに盛り込んでいるの感じましたねー。
…ただその組み立ても、ちょっと煩雑のような気がしたのは否めないとこかな?
(まあアクションメインだしね…)

総評として、アクション映画として見ればもう文句無しです。
ホラーらしくドキッとさせるシーンはしっかりおさえていますし、一見の価値は充分にありますよ。

蛇足。
ヴァン・ヘルシングも、終盤のあの姿(ネタばれなんで内緒)で半端に毛深かったら、よりウルヴァリンらしく見えたかも。w
武器も武器だし♪

蛇足2。
吸血鬼の花嫁=おなごが怖くなりました……。(滅)

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