機械仕掛けの蛇奇使い
2004年7月4日 読書
「ブギーポップは笑わない」でご存知の、上遠野 浩平の作品です。
舞台遠い未来のお話で、この頃の人類は、恒星間移動出来る科学力を持ちながらも、宇宙に存在する別次元の「敵」の攻撃によって、地球に留まらざる得ない状況を被り、それから何千年も経っている時代を描いています。
主人公は、そんな時代の中で人々を支配する帝国の皇帝…という立場なのですが、人型の破壊兵器の封印を解くことによって、大きく運命を変えていく……まあそういうお話です。(苦笑)
過去の作品では、実際に別次元の「敵」と宇宙で戦う話や、同じく宇宙で「敵」からの驚異を逃れた者達のお話、地球に留まざるえない頃から数百年程度たった時代を背景にした話もあり、皆遠巻きに繋がっていたりしています。
舞台は同じってことですね。
一つ一つがサイドストーリーみたいなもので、今回も、大きな時代の流れの一端を拾い上げたようなお話でもあります。
ですから、トータルで読むと面白みの増すなかなか微妙な存在だったりしますね〜。
でも今回のは……うーん、ちょっと、シーンごとに慌てたような進展があるもので、敵味方合わせて出てきた人達の印象が薄く、何だか安っぽい感じとなり、残念な思いをしてしまっています。
……上遠野作品って、時折、そういうことあるよね…。(−−;
とは言え、シリーズ通してみてしまうと見逃せない作品の一つであります。
出てくる人物の中には、まずありえない人が、時代を超えて出てきたりしますしねー。
(そういう楽しみ方が出来るのも、この人の作品の所以…)
舞台遠い未来のお話で、この頃の人類は、恒星間移動出来る科学力を持ちながらも、宇宙に存在する別次元の「敵」の攻撃によって、地球に留まらざる得ない状況を被り、それから何千年も経っている時代を描いています。
主人公は、そんな時代の中で人々を支配する帝国の皇帝…という立場なのですが、人型の破壊兵器の封印を解くことによって、大きく運命を変えていく……まあそういうお話です。(苦笑)
過去の作品では、実際に別次元の「敵」と宇宙で戦う話や、同じく宇宙で「敵」からの驚異を逃れた者達のお話、地球に留まざるえない頃から数百年程度たった時代を背景にした話もあり、皆遠巻きに繋がっていたりしています。
舞台は同じってことですね。
一つ一つがサイドストーリーみたいなもので、今回も、大きな時代の流れの一端を拾い上げたようなお話でもあります。
ですから、トータルで読むと面白みの増すなかなか微妙な存在だったりしますね〜。
でも今回のは……うーん、ちょっと、シーンごとに慌てたような進展があるもので、敵味方合わせて出てきた人達の印象が薄く、何だか安っぽい感じとなり、残念な思いをしてしまっています。
……上遠野作品って、時折、そういうことあるよね…。(−−;
とは言え、シリーズ通してみてしまうと見逃せない作品の一つであります。
出てくる人物の中には、まずありえない人が、時代を超えて出てきたりしますしねー。
(そういう楽しみ方が出来るのも、この人の作品の所以…)
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